前略
初めまして。2024年4月8日の私です。
あなたは、「自分の人生を変えた出会い」と言われて何を思い浮かべますか?
私はいくつか思いつくのですが、「初音ミク」ひいてはボカロ(広義)との出会いは、人生を変えたと思います。
昔話ばかりする人間はどうかと思っていたのですが、人間、歳を重ねる毎に昔話をしたくなるものですね。
初音ミクとの出会いについて、忘れることはないと思うのですが、思い出せなくなる可能性はあるので、今のうちに書き留めておこうと思います。
暇な方はどうぞお付き合いください。
かつてのボカロに対する認識
私がはじめてボカロというものに触れたのは、小学生の時だったはずです。
当時は、3DS最盛期。3DSでニコニコ動画が見られるということで、(良くも悪くも)キッズたちにも大人気。
私は3DS自体は持っていたものの、あまり動画に興味がなく見ていませんでした。
ただ、私の周りで流行っていたこともあり、友人経由でちょくちょく話は聞いていました。
家の近所に住んでいた友達が、
バッと通ったトラックが君を轢きずって鳴き叫ぶ
血飛沫の色、君の香りと混ざり合ってむせ返った
と時折口ずさんでおり、
バイオレンスすぎるだろ……と幼心に思った記憶があります。
(めっちゃかっこよくて良い曲です)
あと知っていたのは、千本桜ぐらいですかね。
なんで知っているのかいまいち覚えていないのですが、唯一ボカロの中で歌えるぐらいには知っていました。
小学校の卒業式の打ち上げのカラオケで歌った記憶があります。
その時、ボカロ好きの友達も一緒に打ち上げに参加していて、
「ごめん。ボカロはこれしか知らない」と言ったら、
「それを歌えるだけでもすごいよ!!嬉しい!!ボカロ好きの一歩を踏み出せてる!!」(超意訳)と言われた記憶があります。
今思い返すと、その友人、小学生なのにオタクの鑑みたいな返答していますね。シンプルにすごい
ボカロに対する印象は、変わった曲が多いなぁ
という感じでした。
正直、こんなにハマると思ってなかった!!!!
10年前の自分に、
「初音ミクのソフト持ってるし、ライブにも行ってるよ」
と言ったら、結構驚くと思います。
初音ミクとの出会い
私が中学2年生の時、出会います。出会ってしまいます。
そう、「39みゅーじっく!」に……!!
これを初めて聞いたきっかけは、消滅都市の初音ミクコラボです。
(消滅都市に関しても語りたいことがあるのですが、それはまた後日)
確か、消滅都市とマジカルミライ2016がコラボしており、ゲーム内で39みゅーじっく!が流れたり、ミクがキャラクターとして使えたりする、という感じだったと思います。
この39みゅーじっく!が、一度聞いた瞬間とにかくブッ刺さりまして、すぐに検索して聞きに行きました。
曲はかっこいいし、ミクはかわいいし、コメントとのコーレスがあって楽しいし、一気に初音ミクの虜になりました。
このブログを書くにあたり改めて聞き返したのですが、やっっっぱりいいですね!!!!
ある意味、私のボカロの原点だと思います。
あの時出会っていなかったら、全く違う人生を歩んでいた気もするし、
結局出会って、今みたいに初音ミクに人生を変えられていた気もします。
初音ミクに溺れる
さて、39みゅーじっく!にハマって、無事ボカロリスナーとしての一歩を踏み出した私ですが、さらに初音ミクにのめりこむことになるきっかけがあります。
それは、「チット・チャット・マーチ!」そして作曲者であるOmoiさんとの出会いです。
チット・チャット・マーチ!がニコニコのランキングに載っており、サムネイルに惹かれて視聴しました。
まず、言うまでもありませんが、初音ミクがかわいい!!
かわいいくて、少し不思議で、何故かクセになる歌詞!!!
疾走感のあるギターに、加速していく楽曲構成!!!!!!
この動画を構成するもの全てが、最高なんです!!!!!!!!!!
言葉で伝えるのは難しいので、聞きましょう。聴いてください!!!!
そして当時の動画には、このようなタグがついていました。
#マイリス巡回推奨 と。
Omoiさんの曲を全て聴き終わった頃には、完全に初音ミクの虜になっていました。
巡回推奨タグを付けてくれた名もなき方、本当にありがとう……!!
好きな曲を見つけたら、その作曲者の曲を掘る。
そのような生活を続けていたら、もうボカロなしでは生きていけないぐらい、しっかりと首まで浸かることになるのでした。
そして、今
それから何やかんやあって、ニコニコ動画にハマったり、MMDにハマったり、マジカルミライに行ったり、作曲に挑戦したり……と色々、いろいろあっての今なのですが、
結構長くなってきたので、それはまたいつか。
あと、他にも好きな曲がまだまだまだまだあるので、それもまたいつか。
願わくは、私の好きな曲が、あなたも好きでありますように。
そして、誰かのきっかけになれるような曲を、今度は私が作れるようになれたのなら人生最高だなと思います。
明日も好きなものが、好きでいられますように
かしこ